塗装業者の選び方
では、実際に外壁塗装を依頼する場合、どの様な基準で業者選びをすればよいのでしょうか? 多くの方が業者からまず見積書を受け取られると思います。実際に皆さんがいちばん気になるのも価格ではないでしょうか。
「一番安いところに塗装を依頼してみたけれど、仕上がりがイメージと大きく違っていた」
「後から追加料金を請求されてしまった」
「まだ1年しか経ってないのに塗装の剥がれや膨れが出はじめた」
残念ながら、これらは実際によくあるトラブルの例です。
このように価格の安さだけで塗装業者を選定してしまうと、結果として後悔してしまうことにもなりかねません。
もちろん安いに越したことはないのですが、価格だけではなく様々な角度から業者の特徴をチェックすることが大事です。
少しでも多くのお客さまに「外壁塗装をして良かった!」と思って頂けるよう、たくさんの塗装業者の中から信頼できる業者を探すためのポイントをご紹介します。
高品質な工事を適正価格でできる業者を探す
大手ハウスメーカーやリフォーム店というのは、結局は下請けの塗装業者に業務を丸投げするケースが多く、その際に中間マージンが発生してしまいます。
その費用は当然お客さまの負担となるばかりか、下請けや孫受けである塗装業者は結果として安い費用での塗装をせざるを得なくなるため、時間をかけた丁寧な仕事が困難になってきます。
この様な理由から、お客さまの予算が全て必要な工事に充てられる塗装専門業者に、塗装工事を依頼するのがベストでしょう。
言い換えると、同等の工事金額なら直接施行の塗装専門店の方が、より質の高い工事が可能になるのです。
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1級塗装技能士の居る塗装店を探す
塗装業は特に資格や許可などは必要とせず、誰でも新規参入できてしまう業界です。
だからこそ、資格の有無も大きな判断材料といえるでしょう。
その判断基準の1つとして「1級塗装技能士」という資格があります。
費用を出して講習を受ければ取得できる民間の資格とは違い、実務経験が7年以上で受験資格が与えられ、厚生労働省が実施する技能検定(筆記試験・実技試験)に合格した者に与えられる 、厚生労働大臣認定の国家資格です。例年合格率は50%以下という厳しい資格です。
必ずしも一級塗装技能士資格が塗装品質に直結する訳ではありませんが、「知識」「経験」「技術」が揃ってないと取得することが出来ない資格ですので、自分の仕事にプライドを持っている人が多く、手抜き工事をされるリスクは低くなります。
ただし、いくら資格を持った腕の良いを職人を雇っていても、利益重視の業務形態ではその技術は発揮できません。
理想なのは、代表者が一級塗装技能士の有資格者で、そのプライドや仕事に対する姿勢が従業員に浸透している塗装店です。
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現地調査・無料診断を活用する
塗装業者によっては、建物を見ずに根拠があいまいな見積もりを出していることも少なくないようです。
しかし、現地調査なくして正しい現状把握はありえませんし、問題を根本的に解決することはできません。
電話や営業マンの訪問のみで契約を迫る業者は、見積書がいいかげんであとから追加費用を払わされることもあるようです。
必ず知識のある職人や作業員が、現場調査を行ったうえで見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
この時に、現場調査を行った人が、実際の塗装作業も行ってくれるのかを確認するといいと思います。
お客さまの悩みや要望が「確実に職人に伝わり工事に反映される」ことがとても大事です。
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わかりやすい見積書
見積書は業者によって多種多様ですが、チェックするべきポイントとしては、
どんな塗料(商品名やグレード)を使うのか、どんな補修工事を行うのか、外壁や屋根の塗り回数など、ご要望を満たしたプランをもらっているかなどをご確認ください。
例えば、雨樋や雨戸、軒天などの付帯部分に関して、詳細に記載がある場合には良いのですが、「付帯塗装一式」としか書かれていない場合があります。
この場合は、一式には何が含まれているのか確認が必要です。
見積書も1つだけではなく複数のプランを提示してくれる業者をお勧めします。
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保証やアフターフォローが充実している
塗装工事が終わってからも塗装業者とのお付き合いは続きます。
施工後も安心して生活を送れるよう、保証書もしくは保証内容を書面として発行してくれる塗装業者を選びましょう。
その際、塗装面に不具合が発生した場合にすぐに駆けつけて対応してくれることはもちろんですが、
保証書に記載されていない内容の対応方法や、保証期限が切れた後の対応なども確認しておきましょう。
昇和塗装では、口約束ではなく工事内容に基づいた長期間の保証書を発行しております。
また保証が切れた後も、昇和塗装のアフターフォローに期限はありませんので、保証の有無に関わらず、ご心配な点やご希望などあればいつでもご相談下さい!
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キャンペーンで契約を迫らない
ホームページや広告などでキャンペーンを行っている塗装業者があります。
もちろん、その中には優良業者が行っている本当にお得なキャンペーンもあるでしょう。
ここで注意しないといけないのは、キャンペーンそのものではなく(怪しいキャンペーンもありますが)、「今ならキャンペーン中なので、本日契約してくだされば、大幅に割引できますよ」などと、キャンペーンを利用して、契約を急がせる業者です。
このような業者は、契約を急がせる理由が他にあるのだと思い、一歩下がってみる事が大事です。
お客さまにとって外壁塗装や屋根塗装というのは、決して安い買い物ではありません。
見積もり書をもらった後も、後悔しないようじっくりと考える時間がほしいはずです。
キャンペーンを利用して契約を迫る業者ではなく、お客さまのペースに合わせて、お客さまに納得してもらえるプランを提示する塗装業者を探しましょう。