fc45e166c3828655148e1fc17843da38_s

外壁に合った塗料を選びましょう。

外壁塗装は施工に関しての技術力も大切ですが、基本的に、塗装に用いる塗料の種類によって性能・耐久性・価格が大きく変わります。最近は様々な樹脂や機能を持った塗料が増え、その分類も複雑になってきているのですが、一般的に用いられている住宅外壁用の塗料は主に5つの種類に分けられます。アクリル系塗料・ウレタン系塗料・シリコン系塗料・ラジカル制御形塗料・フッ素系塗料、その他に色々な機能を持つ塗料として遮熱塗料・光触媒塗料などが挙げられます。アクリル系塗料が最も安く、フッ素や光触媒塗料が最も高価になります。価格も含めてそれぞれの塗料の特徴を知り、使用する外壁に適した塗装を選ぶ事が大切です。

塗料によって外壁の耐久年数が変わります。

アクリル系塗料

アクリル系塗料は値段が安いメリットがありますが、耐久性に欠け、約4年程度で塗り替えが必要になります。また、数年後にメンテナンスが必要です。

ウレタン系塗料

ウレタン系塗料はアクリル系塗料と比較して耐久性に優れており、塗装の剥がれも置きにくいため、人の目に付く場所の塗装に適しています。性能・耐久性ともにシリコンよりも劣りますので、主に破風や雨樋などの付帯部塗装などに用いられます。

シリコン系塗料

シリコン系塗料は現在外壁塗装に最も多く用いられてる塗料です。性能と価格のバランスが良い塗料でコストパフォーマンスに優れています。耐久年数は幅広く約10~14年程度の高耐候性塗料です。

ラジカル系塗料

近年、急激に需要が高まっている塗料です。塗膜に悪影響を及ぼす一因であるのが紫外線です。今までにも紫外線対策のなされた塗料は有りましたが、このラジカル制御型塗料はこれまでとは違ったアプローチで紫外線による塗膜の劣化を防ぎ、シリコン系塗料に近い価格帯で耐候性はシリコン以上フッ素未満を実現しています。

フッ素系塗料

フッ素系塗料はさらに耐久性が高く、約18年の耐久年数があり、一度の塗装で外壁の状態を長く持たせたい場合に適した塗料です。ただし、非常に高価で建物の形状に合わない場合もあり注意が必要です。

 

その他の機能性塗料として

遮熱塗料

遮熱塗料は太陽熱を反射し、室内の温度の上昇を防ぎます。塗料の価格は高いですが、光熱費を抑える事ができ、環境にも優しくエコロジーです。塗料自体の性能は良いですが、その効果は建物の形状に大きく左右されます。

光触媒塗料

光触媒塗料は防汚性能がとても優れている塗料です。太陽光の光で壁の汚れを分解し、雨でその汚れを洗い流すといったセルフクリーニングが売りですが、光の当たらない場所や雨のかからない場所ではその恩恵を受け難いのが難点です。

外壁塗装の専門家のアドバイスを受けて下さい。

まずはこれらの塗料の性質を理解する事がベストな外壁塗装を行う秘訣です。信頼出来る工務店のアドバイスを受けながら最も適した塗料を選び、満足度の高い外壁塗装を行ってください。
》》》昇和塗装の外壁塗装はここが違う!4つの安心の理由はこちらのページから
もし、ご自宅の外壁の傷み、ヒビなど気になったら要注意!今すぐ無料診断をご検討ください。問い合わせバナー06